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アクセス解析 RTmetrics 導入事例
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導入企業・事例


KDDI株式会社様
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大手通信キャリアとしての信頼に加え、新しいWebアクセス解析サービスによる差別化を図る



国内第2位の大手通信キャリア、KDDI。法人向けホスティングサービスにおいて2002年12月からユーザ向けにWebアクセス解析のオンライン・リアルタイムレポートサービスを開始し、「ユーザ本位」という定評をさらに磐石のものとしている。サービス提供の基盤となったのが、エーアイピーブリッジが提供するパケットキャプチャリング方式によるWebサイト解析ツール「RTmetrics」である。すでに、新サービスには、650社以上の企業ユーザが登録し、「KDDIホスティングサービス」における新たな付加価値を生み出している。

通信キャリアのサービスとして導入された「アクセス解析」

「KDDIホスティングサービス」は、KDDとDDIの合併後、’01年4月より統一ブランドとして新たな形で再スタートして以来、法人ユーザ向けに多彩なサービスを構築・展開し、ユーザのビジネスニーズに豊富なラインアップで応えている。すでに登録ユーザは2万ユーザーを超え、順調にユーザ数は増えているが、ユーザアンケートなどによると、KDDIをビジネスパートナーに選んだ理由として 「通常の営業活動に加えて“取引先から評判を聞いた”といった、いわゆるクチコミ的なものが少なくないんです。」と同社ソリューション事業企画本部ソリューション商品開発部データセンター企画グループ主任、富松賢治氏は語る。ホスティングサービスの比較では料金面にスポットが当たりがちだが、どうやら KDDIの場合は、回線品質やセキュリティの確かさによる安定性、そしてユーザを大切にするといった通信キャリアとしての基本的な姿勢への信頼性が、選ばれる理由となっているようだ。

「'02年12月現在で、登録Web数は1万数千ユーザーに達しています。中には数百から1,000に近いメールアドレスをもつ大企業もありますが、大部分はメールアドレス10数個という規模の事業所ですね。ユーザ数は順調に延びていますが、KDDIのブランド力に甘んじず、中小企業ユーザのニーズにも合った新しいサービスを拡充していくことが私どもの課題です。(富松氏)」 そして、サービス拡充の一環として昨年、新しい「アクセス解析サービス」が、ソリューション商品開発部によって懸案され、IPアプリケーション技術部との共同検討により、「RTmetrics」が採用された。

ユーザ本位で考えれば選択は「RTmetrics」


ソリューション事業企画本部
ソリューション商品開発部
データセンター企画グループ 主任
富松 賢治 氏

これまでも、簡単なアクセスログや生ログをメールで提供するといったサービスは提供してきたが、生ログから自前で解析したいという専門的なユーザがいる反面、「わかりにくい・使いにくい」という意見が寄せられる事もあったという。そこで、より多くのユーザに使いやすく付加価値が高いサービスという観点で、オンラインでリアルタイムにレポート閲覧が可能なRTmetricsを使った解析サービスに踏みきったのである。
「サービスが開始されてまだ間もないですが、すでに、これまでアクセス解析サービスを利用していなかった新規のお客様を中心に登録数は’03年1月現在、すでに650サイトを超えています。お客様の需要に応えるサービス作りができたのではないかと実感しています。(富松氏)」


それではKDDIは、なぜ解析ツールとしてRTmetricsを選んだのだろうか。

ソリューション商品開発部よりサービス選択を任された同社ソリューション事業本部IPアプリケーション技術部、サーバグループ主任、杉田洋介氏は、まず大規模ネットワークにも耐えられ、サーバに負荷が掛からない「導入・運用のしやすさ」をあげてくれた。
「パッケージ製品なので導入も、既存システムへの組み込みもスイッチのミラーポートにプラグインするだけでよかったんです。また、大規模ユーザのデータ管理が一括で行える点やログファイル形式と比較してサーバやネットワークに負荷が掛からないのが魅力的でした。(杉田氏)」
その上で杉田氏は、パケットキャプチャリングという新しい技術にも注目していた、という。
「パケットキャプチャリング方式は従来のログファイルからの解析とは全くアーキテクチャが違い、サーバの手前でリアルタイムにデータ取得&レポート化するので、ユーザ企業へも新しい形でサービス提供ができます。。さらに、他社がやっていない、新しい技術をいち早く採用したサービス提供は、技術者にとってやりがいがありますし、サービスの差別化にもつながります。(杉田氏)」。


ソリューション技術本部
IPアプリケーション技術部
サーバグループ 主任
杉田 洋介 氏
実はこの「他にない」という点に関しては、富松氏は「当初は“賭け”に近い心情でした」と苦笑する。
「サービス担当部署としては、やはり実績あるものを選びたかったんです。そこを踏み切らせたのは、RTmetricsのリアルタイム機能による処理時間の短縮が一番大きかったのですが、IPアプリケーション技術部からの強いリコメンデーションも大きかったです。(笑)(富松氏)」
解析ツールの選定にあたっては、当然ながら複数の製品を比較・検討した。
「ソリューション商品開発部からの要望は“前日のアクセスを、お客さまが仕事を始める翌朝9時までには解析できていてほしい”というものだったんです。RTmetrics以外の製品は、とにかくこの時間がネックになりました。ログを解析していてはとうてい間に合わないですし、時間を短縮するにはサーバの性能アップなどよけいな負担、つまりコストも増えてしまう。得られるデータの種類も含めて、最初から限界は見えていました。(杉田氏)」

さらにRTmetricsは「日本語表示でわかりやすい画面」「ユーザがサポートに頼らなくてすむ使いやすさ」といった他の条件もクリアした。もちろん導入後に、ユーザからクレームの類いは寄せられていない。
「今は(RTmetricsを採用したことは)サービス向上の手段として、ベストな決断だったと考えています。ユーザには無料提供としたんですが、ひょっとしたらお金がいただけるサービスだったかもしれません。(富松氏)」
最後の言葉は、アクセス解析の好評ぶりがサービス担当者にもたらした余裕ゆえのジョーク、と言えそうだ

そして新たなるサービスへ。

すでにKDDIでは、他のECサイト関連事業においてもRTmetricsの導入が検討され始めている。富松氏がハードルとしてあげた「実績」も、ほかならぬ自社の内部で、現在進行形で積み重ねられつつあるのだ。ECサイトデータの戦略的活用におけるWeb解析の重要性、いや必要性に気づき始めた各企業においても、同じような論議は起こされつつあるに違いない。
「当社にしても、RTmetricsの“使いこなし”という点ではまたまだと思います。パケットキャプチャリングという技術はWebデータの根元から一括で取得ができるので、もっと何か新しいサービスも展開できそうだというポテンシャルを感じています(杉田氏)」
ホスティングサービスはその性質上、どの業者においてもメニューは大同小異とならざるをえない。これはユーザの側から見れば、「いつでも他の業者に乗り換えられる」ことを意味する。
「何もしないでいれば、ユーザはすぐ流出します。私たちのような事業者は、常に自分たちのサービスを見直していかないと」

‘価格’だけではない‘良質のサービス’により会員数を延ばす「KDDIホスティングサービス」。新たなアクセス解析サービスの導入により、顧客満足度を深め、さらなるビジネスチャンスが拡大しているようだ。


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