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eJUSCO.Com(以下eJUSCO)は、イオングループが展開する“ECサイト”である。というよりあの大手スーパー、ジャスコのオンラインGMS と表現したほうが、登録会員約200,000人('02年12月現在)というスケールを実感しやすいかもしれない。競合他社がネット店は地域や商品も限定しているのに対し、eJUSCOは'00年のスタート時から全国を商圏に、常時約10,000点もの品を揃える独立店として位置づけられ、イオンカードが利用できる安心感からも順調に会員を伸ばしている。販促活動もリアル店舗とほぼ連動しており、まさに「エブリデー・ロー・プライス」。ジャスコの1店舗がマウスに直結している、といった趣なのだ。
株式会社イオンビスティー(以下イオンビスティー)は、イオン株式会社(以下イオン)とコミュニケーションをとりながらイオングループのネット戦略の策定・実施、サイト運営、プロモーションを一手に引き受けており、「eJUSCO」の他にイオンの店舗サイトや、マーケティングサイト「じょうずにネット」などを運営している。イオンビスティーで、eJUSCOの多彩なプロモーションを精力的にこなすマーケティンググループ、Webプロデュース・マネジャー、井関定直氏に、まずは「eJUSCO」の戦略でカギとなるターゲット顧客層から伺った。
「eJUSCO のお客さまはリアル店舗の来店層より若干若く、20代後半から30代前半の主婦の方が中心です。妊娠されていたり子供が小さかったりの“お買物弱者”ですから、重いもの・かさばるもの・決まりものなどの購入でネットにメリットを見出されている。環境的にはADSLサービスの普及により圧倒的にブロードバンドなんですが、ネット利用自体はビギナーというのが特徴ですね。それだけに、サイトナビゲーションは非常に重要です(井関氏)」
ネットプロモーション業界では「もはやバナーはクリックされない」との説もある。が、井関氏が店頭経験で磨いた“お客さま側の視点”で見れば、最近主流のテキスト主導型より、そこからどこへ行けるかが直感的にわかるバナー活用型サイトのほうがeJUSCOの顧客には親切=実戦的、というわけだ。 |